サシエサ用オキアミの自作はよほど好きでないとやりませんかね?
割と経済的にも優れてるので手間はかかりますがその分お得感はあると思います。でもホント面倒な工程なので好きな方は是非参考までにご覧ください。
前回ご紹介しました自作オキアミハード加工の記事とほぼ内容は同じですがひとつ工程を追加しました
結論から言いますと途中で砂糖を洗い流すwwそれだけです
なんだ!そんなことかい!って思った方はスルーして他の釣行記などご覧いただけましたら幸いです
そしてその時制作した動画が再生回数約9万回、200イイネ越えととても良い反響をいただいております
今見ると完成度が低い気がしますw
YouTube動画作ってる方は皆さん同じだと思いますが初期の動画は恥ずかしくて見れないww
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自作オキアミハード加工改良版!
釣れます!実際に使ってますが魚の食いも良いように思います。市販の加工オキアミでは食わない状況でも自作オキアミに変えると食ってくることも実証しておりますし、市販品よりも断然エサ持ちが良いのでかなり完成度が高いと自負してます。
そして自作オキアミの欠点であるベタつきも軽減することができました。途中で砂糖を洗い流す工程を増やしただけですがw
あくまで前作に比べての軽減ですので個人差は大きくあると思いますのでそのあたりはご了承ください
オキアミハード加工の制作工程
それでは工程を画像付きで順をおって解説していきましょう
先ずは準備するものです
◎サシエサ用オキアミブロックLサイズかLLサイズ(加工後縮むので大き目を用意)
◎みりん風調味料(安いみりん風で充分)
◎砂糖
◎グレにこれだ!!(マルキュー)
予算は約1200円ってとこでしょうか。グレにこれだ!!は1本で4回分使えるので実際のコストはもう少し安く、800円弱ってとこでしょうか
制作道具
トレイ
ザル
干し網(これが真骨頂なんですw)
必要なら扇風機
オキアミを解凍
解凍する際は冷蔵庫で24時間くらいかけて解凍しましょう。常温解凍だとオキアミが変色しやすいので寒い冬などでも冷蔵庫をオススメします。中心あたりが半解凍くらいの状態がベストでしょうね。
解凍できたらザルに開けて水洗いします。最初の液を洗い流す方が臭いも減って良いみたいです
この後、切れてサシエサとして使えないようなオキアミを取り除く作業をしましょう
これ、案外たくさんあって約2割ほどが使えません
完成してからでも良いですが先に量を減らしておくことで作業がスムーズになりますし、完成してからだと選考基準が甘くなってしまいますからww
1軍落ちしたオキアミは袋に入れて冷凍庫、次回のマキエサに混ぜてください
みりんをぶっかけます
トレイに移してタプタプになるくらいみりんをぶっかけます。安いみりん風調味料を使いましたが本みりんを使っても完成形はほとんど変わりなかったので、それなら当然みりん風一択だと思います。本みりんは酒税がかかるから余計に高いw
そしてラップをかけて冷蔵庫で約2時間ほど寝かせておきましょう
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砂糖をまぶす
ザルに開けてみりんの水気を切ったら今度は砂糖を全体にまぶします。かなりジャリジャリするくらい多めに入れちゃいましょう
今回は約300gくらい入れました。手で混ぜながらまんべんなくまぶしたらラップして冷蔵庫で約6時間ほど寝かせましょう
この砂糖の工程がベタつきの原因なんですがこれが無いと冷凍したら凍ってしまうので必須工程なんですよね。いわゆる不凍処理です
かなり透明感があって身もしっかりしてきました。このままでもそこそこは使えますが目的はハード加工ですからね。もう少し頑張りましょう
今回の追加工程!砂糖を洗い流す
ここで今回初採用の砂糖を洗い流す作業を行います。これで実際にベタつきがかなり軽減されましたよ
ザルに開けたら流水でサッと洗い流すだけですがw表面の砂糖が流れるくらいのホントにサッとです。ザックリな表現ですがうささんの語彙力ではこれが最高値w
水にさらすと今までの工程は大丈夫なの?って思う方も多いでしょうが、オキアミの中身が入れ替わるまで水に漬け込むわけではないのでまあ大丈夫でしょう。
グレにこれだ!!に漬け込む
マルキューのグレにこれだ!!を容器の4分の1くらいを入れてよく混ぜて、全体によくからませます。
容器の後ろに目盛が付いてるので参考にしてください。これが600円くらいなんですが4回使うとして1回約150円ですからコスト面でも高くはありませんよね
自作オキアミでよく使われる味の素ですが同じ成分がこれにも入ってますのでうささんは使用してません
このままラップで冷蔵庫に約2時間寝かせましょう
うささん式ハード加工の真骨頂!干すw
その名の通り、干しましたww
できれば寒い時期がベストですがとにかくは日陰であまり表面温度が上がらないようにしてください。短時間で済ますなら扇風機がオススメ
遠めから全体に当ててください。臭いがきついので屋外を推奨します。
干し網は500円程度で購入できますよ。実際にこのブログを見てくださった方やYouTube動画を視聴してくださった方のご意見を見てますと、この仕上がり加減が難しいようですね。その日の気温や風の有無に左右されますので何度か作って経験を重ねないとなかなか納得するものは出来ないのかな?と思います。
とにかく放置は厳禁で、頻繁に状態を確認してください。手に取ってみて全体がねっとりゼリー状になってるのが正解です。頭の部分が少し乾いてる感じがちょうどいいですね。タッパー容器などで保存してると良い感じになじんできます
これ以上乾燥してしまった場合は保存の際にみりんを少しかけるといいでしょう。
タッパーに詰めて完成です
100均のタッパー10個分できました。テカテカしてますが時間を置くともう少しなじんで良い感じになります。現場で使っても実際よく釣れますしエサ持ちもすごく良いです。
これはあくまで理想のハード加工がメインなので食わせ重視ならまた違う自作方法があるんだと思います。てか、食わせだけなら生オキアミに現場で使う配合をまぶしただけでも良いし、なんならマキエサから拾うのが一番良いですwエサ持ちと食わせを両立した理想のサシエサと位置づけしていただけると幸いです
このハード加工は市販品に比べると格段にエサ持ちが良いので工程はかなり面倒ですが是非お試しください
最後までご覧いただきありがとうございました