今回はハイエース6型のホーン交換の手順を紹介します
フロントバンパーを外さずに取り換えができるのはガソリンエンジンのみ。見ていただくとわかるのですがディーゼルエンジンタイプでは上や下から手を入れて作業する隙間はありません。フロントバンパーを取り外しての作業となるので少し手間はかかりますが実は素人でも簡単に外すことができるので詳しく解説します。バンパーは軽いものなのでひとりでも作業はできますよ。
この機会にバンパーの取り外し方だけでも覚えていってくださいね
記事の最後に動画を用意してます。文章で伝えにくい部分も多いので合わせてご覧いただくとよりわかりやすいかと思います。
ハイエースのホーンを交換する
あのピッピーって言うカワイイ音色では少々不満がありますので交換することにしましたが、カー用品店に行くと商品価格もネットより高い値段でしかも作業工賃もそれなりに高い!ハイエースは余計に高く設定されてましたから自分で交換することにしました。
使用したのは純正のレクサスホーンです。同じトヨタなので配線不要でそのまま取り付けができるのとサイズ的にも狭い隙間に収まるのでこれにしました。
音色も高すぎず上品なヨーロピアンサウンドです。似たような商品が安くでありますが音色が違うようで、ものにもよるとは思いますが実際に取り付けした人から聞くと音も軽くて音割れもしてると言う事です(純正レクサスホーンの音色は記事の最後に用意してる動画内で確認できます)
取り付け部分の隙間もかなり狭いため少しでも大きなサイズのホーンだと入らない可能性もありますので、できれば純正のレクサスホーンをオススメします
今回は下記のホーンを使用しました
意外と簡単ホーン交換
ホーンの交換にはバンパーを取り外す必要があります。これはディーゼルエンジンタイプのみですがこの機会にバンパーの外し方も覚えておくと何かの役に立つかもしれませんよ。素人でもできます!少し勇気が必要かもですが笑
この記事ではバンパーの外し方からホーンの交換(少し加工してます)まで順を追って詳しく解説していきます
あと、バンパーを外す際に扉の下にあるステップを外さないといけないのですが、エアロパーツなどを取り付けてる方は少し手順が変わります。両面テープで止めてる場合ちょい面倒ですがそのあたりも含めて詳しく解説します。
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バンパー取り外し手順
撮影用にナンバープレートを外しましたがバンパーと一緒に外れるはずなんで多分この作業は必要ないかな?下にはバンパーが落ちた時に傷がつかないように毛布を敷いてます
フロントグリルの取り外し
クリップ4つ(黄色丸印)とボルト2つ(赤丸印)で止まってます
ボルトは10mmですのでレンチで外しましょう。クリップは内装用とは別部品で形状が違うのでマイナスドライバーで外す方が良いでしょう
外装のクリップは全てこの形状になってます
2重構造になってまして、内側円形の淵にちょうどマイナスドライバーが差し込めるくぼみがあります。そこに突っ込んで持ち上げます。
少し開けにくいですがドライバーを回してテコの原理でこじ開けてください
外れた時に飛んでいくので気を付けましょうね。
クリップをすべて外したらグリル本体を手前に引くとバキッと外れます。
ケーブルで繋がってるので勢いよく外さないようにゆっくり力をいれていきましょう。ケーブルの先カプラー部分を外しましょう。少し固いのでペンチなどがあると簡単に取れると思います
ケーブルを外したら後は力いっぱいグリルを引きましょう!グリル下部は本体に差し込まれてるだけなので横から手を入れて引けば外れます
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リップスポイラーの取り外し
この赤枠部分に取り付けされているステップ部分を外すのですが僕の場合リップスポイラーが全体を覆っていて両面テープで固定されていたので少し苦労しました。
とりま参考までに2通り記載しておきます
ノーマル状態の方は飛ばしてステップの取り外しからお進みください
①リップスポイラーあり~ビス止めのみ
メーカーによって止め方は違いますがだいたいは横と下をビス止めで間違いないと思います。
上記画像黄色丸部分のビスを外し、下からのぞき込むと2~3か所ビスで止まってるのが見えると思います。それを外せばまるごと外れます。外した際にリップスポイラーが落ちるので養生テープなどでバンパーに固定して落ちてこない対策をしておきましょう。
下をのぞき込むとボルトが見えます。僕の場合は2か所でした
タイヤの横とこの下部のボルトを外すだけです
②リップスポイラーあり~ビス&両面テープ
同じように横のビスを外して、隙間から両面テープをヘラで外していきます
形状にもよりますがテープは前まで付いているので全部を取るとなると作業が大変だと思います。エアロパーツはある程度曲がるのでステップに干渉する横の部分だけテープを外して作業しました。エアロパーツが古くて割れやすいなら頑張って全面のテープを剥してリップスポイラーをまるごと取り外す方が良いかもしれません
ステップの取り外し
ステップを止めているクリップを外しましょう
上に2か所(黄色の丸印)
下をのぞき込むと後方に1つクリップが見えます
さらに車体前方に2つの計3つあるのでこれもマイナスドライバーではずしましょう
計5つのクリップを全て外したら下の画像のようにステップの車体後方側を手前に引っ張ると本来は外すことができます。
上記②の(リップスポイラー両面テープ止め)に該当する方は手前に大きく引けないため奥の方で止まっている爪がうまく取れないので次の作業が必要となります
ステップ取り外し(リップスポイラー両面テープ止めの場合)
奥に手を入れてヘラで爪部分を押し上げてみましょう
ステップをタイヤ側からのぞき込むと奥に爪が2か所見えると思います
その爪の隙間にヘラを差し込んでテコの原理で押し上げるとパキっと外れます
下の画像の①②が上の①②部分です
この隙間にヘラを入れて押し上げます
これならリップスポイラーを完全に外さなくても取れますが、やはりリップスポイラーを曲げての作業となるため少し困難かと思いますし、割れそうに感じたならこの方法ではなくリップスポイラーまるごと取り外すことをお勧めします。
構造としてはこの爪がフロントバンパーと繋がっているため、これが外れていればバンパーは取り外せます。
ステップを抜き取る際はバンパーに擦れて傷がつかないように注意してください
個人的にはまた上からリップスポイラーをつけるので傷ついても気になりませんが笑
フロントバンパーの取り外し
ではバンパーの取り外しにかかります
まずはカプラーを外しましょう
車体右側に白と黒の2つ見えますね。少し固いのでプライヤーで抜きました黒い方は手ですぐに外れたのですが。。。個体差?
下画像の黄色丸印のところ3か所ボルトがあるので10mmレンチで外します
上部に1か所クリップ止めがあるので忘れずに外しましょう
バンパーの下をのぞき込むと3か所クリップが見えますのでそれも外してください
後は横(タイヤハウス側)から手を入れて引くとバキッと外れます
もう片側も同じように外すとバンパーが落ちるのでそのために毛布を下に敷いてます
傷がつかないよう気を付けましょうね
これでバンパー外しの作業は終了です
ホーンだけならすぐなのにハイエースのディーゼルタイプはアドブルーのタンクなどが邪魔をして手が入らないのでこの作業をしなくてはいけないのです。
量販店の作業工賃が高いのもわかりますね
ではいよいよホーンの取り付け作業です
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レクサスホーンを取り付ける
では既存のホーンを外して取り換えましょう
ここは12mmのボルトで止まってます。
レンチで本体を外し、同時にカプラーも外します
レクサスホーンは配線不要ですのでそのままポン付けできるのですが少し大きいのでここで加工が必要となります
向かって左側のホーンは下画像のように裏向けにすると加工なしでも取り付けれます
でもなんだか気に入らないので表向きに付けるために加工しました
ステーの部分を画像のように曲げます。これできっちり収まるようになります
手前に見える白いガードに当たるので加工が必要でした。
このステーは曲げてもまったく問題はありません。ペンチだと固いので地面に押し当てて曲げました
下画像のようにピッタリ収まりました
右側のホーンも少し出っ張るのでステーを曲げます
コチラはほんの少しだけカーブさせてます
両方取り付け完了です
あっ、ピンクの絵ですか?
一緒に釣りに行ったことのある方はご存じかもですが「ヒヨコさん」マークです
フロントバンパーを取り付けたらほとんど見えませんがちょっとした遊び心です
後は元に戻して完成
ビミョーにヒヨコさんマークが見えますw
元に戻す作業は外すときの半分くらいの労力でした笑
クリップも戻すときは一発でハマりますしステップもあの苦労はなんだったんだ状態であっけなく戻りました
今回使用したホーンは下記リンクからご覧いただけます
この後に貼り付けてる動画で記事の不足を補ってください
動画の最後の方でホーンの音色も確認できるので是非ご覧くださいね
ハイエース関連の記事は他にもあるので是非ごらんください